ビクター・コレスニック、衝撃の1RKO勝利を収める
「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」でビクター・コレスニックが見せた圧倒的なパフォーマンスは、多くの観客を驚かせました。第11試合に登場した彼は、現修斗世界フェザー級王者のSASUKEに対し、1ラウンド4分43秒でTKO勝利を収めました。試合序盤から多彩な蹴り技を駆使し、SASUKEを圧倒する姿はまさに格闘技の芸術とも言えるものでした。特に終了間際に繰り出された左ボディブローがSASUKEを崩壊させ、その後すぐに頭部へのサッカーボールキックで試合を決めた瞬間は、観客席から大きな歓声とともにどよめきが広がりました。
現役修斗王者SASUKE、悶絶し号泣の舞台裏
試合終了間際、コレスニックの左ボディブローによってSASUKEは苦痛に顔を歪ませながらリングに倒れ込みました。この一撃で動きを止められた彼は、その後のサッカーボールキックにより完全にダウン。レフェリーが即座に試合をストップしました。リング上で動けなくなったSASUKEにはすぐさまドクターが駆け寄り、懸命な対応が行われました。試合後、悔しさと痛みが混じり涙を流しながらリングを去る彼の姿には、多くのファンも心を打たれたことでしょう。この敗北には、自身の誇り高き防衛記録が途絶えたことへの無念さもあったと言えます。
コレスニックのこれまでの戦績と今後の展望
ビクター・コレスニックは、21年9月にはセルビア「SBC」、同年12月にはロシア「OFC」のフェザー級タイトルを獲得しており、その実力は折り紙付きです。23年5月にRIZINへ初参戦し、日本でもその名を轟かせ始めています。岸本篤史との初戦では2ラウンドでTKO勝利、その後も連勝街道を突き進んでいます。この度のSASUKE戦で4連勝目となり、フェザー級タイトル戦線への影響は計り知れません。無双中の王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフとの対戦が期待される中、新たな挑戦者として注目されています。
まとめ
今回の「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」でのビクター・コレスニックによる1RKO勝利は、多くのファンと関係者に強烈な印象を残しました。その圧倒的な技術と力強い蹴り技によって、現修斗王者SASUKEを打ち破った彼は、日本のみならず世界中から注目される存在となっています。今後、フェザー級タイトル戦線でどんなドラマが展開されるか、大いなる期待と興奮が寄せられています。これからも続く彼の快進撃から目が離せません。
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